優雅なダンス、ワルツの特徴とは?
優雅なダンス、ワルツの特徴とは?
社交ダンスの種目は10種目あります。
スタンダード種目とラテン種目共に5種目ずつあります。
ワルツはスタンダード種目の1つです。
ワルツと言われていますが、本当は「スローワルツ」というのが正しい読み方です。
べニーズワルツ(ウィンナーワルツ)と区別するためです。海外ではワルツというと、べニーズワルツと思います。
ワルツは英語表記ではの「waltz」
「転がす」という言葉(waltzen)を名詞にしたものと言われています。
ワルツとは英語の意味からいうと体を回す踊りのことです。
ワルツとは
3拍子のリズムで、1拍目にアクセントがあります。
優雅なダンスといわれています
社交ダンスといえば、ワルツというぐらい。
日本語では円舞曲とも言われますね♪
回転しながら踊っていく種目なんです。
回転した時にドレスのスカートが回ってひらひら回る感じがとても見ていて、きれいですよね。
優雅と言われるゆえんですね。
ワルツの特徴
ワルツの特徴は、優雅なダンスで、回転ですよね。
それを行うための、2つの大事な技術があります。
・大きなスイング
・ライズ・アンド・フォール
スイング
ワルツで使われるステップの多くは、スイングを利用したステップが多いんです。
ボディースイング、フットスイング。二人で作り出すスイング。
ゆっくりな曲の中で大きなスイングを作り出していくのがワルツです。
ライズ・アンド・フォール
膝や足首をつかいライズアンドフォールを(上下運動)がおこすのも特徴の一つです。
1歩目の終わりにライズを始める
2歩目、3歩目でライズを継続
3歩目の終わりでロアします。
ライズアンドフォールを行うことで、ワルツの特徴である優雅なダンスが観ることができるんです。
ワルツの歴史
15世紀から17世紀にかけて 舞台芸術のバレエから派生したダンスと言われていますね。
観るバレエと踊るダンス(ウィンナーワルツ)に分けられました。
ダンスを踊るにはバレエの技術が不可欠でした。
そのダンスも変化します。
1910年ごろです。バレエの技術に縛られず踊ろうという雰囲気が出始めます。
アメリカからきた「ボストンワルツ」という新しいダンスが伝わりました。
このボストンワルツはゆったりとした3拍子で、バレエの技術から解放されました。
1920年になると、イギリスの教師協会を中心となって、社交ダンスの種目とステップの整備が開始されたのです。
フォックストロットやボストンワルツ、ウィンナーワルツの要素が組み合わさり、
現在の「スローワルツ」が出来上がっていきます。