魅力的なバレリーナは細すぎ?理想な体型とは?

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バレリーナ細すぎ

バレリーナといえば、小顔にお団子ヘア、首や手足がスリムで、姿勢がよくて、華奢で上品そうなイメージの女性を思い浮かべます。
実際に男性とペアで踊る場合は、女性のバレリーナがある程度スリムでないと、男性のバレエダンサーが、スムーズに支えたり持ち上げたりすることが困難になることもあります


そのため、バレエを志す人は、かなりストイックに体重をキープしています。

バレリーナは細すぎるぐらい細い印象です。

しかし、プロのバレリーナは、十分な筋肉量と骨密度を持つ健康体でなければ通用しないので、痩せすぎないことも大切なのです。

Charlie

バレリーナの人ってすごい痩せているイメージ。。

目次

バレリーナの理想的な体重とは?

バレリーナは、何㎏でなければいけないと言った、決まりがあるわけではありませんが、一般的には(身長-110)×0.9または、身長-115という式で求められます。
海外のバレエ団の中には、あまりにも太ってしまうと退学になることもあるそうです。

ローザンヌ国際バレエコンクールの規定について

ローザンヌ国際バレエコンクールとは、スイスのローザンヌで行われる15歳から18歳のバレエコンクールです。
この規定の中で160cmの身長を基準としたBMI値と体重の目安が示されており、世界的にバレエにおける理想的な体型とされています。
BMI値の計算方法は世界共通で、体重(kg)÷身長(m)の2乗ですが、年齢ごとに理想の体重とBMI値が以下のように表示されています。

・15歳160㎝41㎏BMI:16.02
・16歳160㎝42kgBMI:16.41
・17歳160㎝43kgBMI:16.8
・18歳160㎝43.5kgBMI:16.99

*成人女性の160cmの身長を基準としたバレリーナの理想体重は45㎏で、BMIは18.5〜24.9の範囲内です。

一般的な標準値との比較

160㎝の女性の場合、健康的な標準体重が56.3kgで、47.4kg以下が低体重と表記されています。バレリーナの理想体重の45㎏は、標準体重と比べれば、10㎏以上も痩せすぎと言えます。

ただし、健康的な標準体重は、47.4kg以上 64kg未満とかなり幅が広いので、一見痩せすぎと思われるバレリーナの理想体重の45㎏は、標準体重の範囲である47.4kgとの差が2.4kgしかないわけです。

現在では50㎏を超えたバレリーナも多くいますが、体重をゼッケンにつけて踊るわけではないので、見た目がスリムなら、体を壊すような無理なダイエットで痩せることはないと言った考え方になってきているようです。

バレリーナはインナーマッスルが鍛えられる!

長年、バレエをやってきた人が姿勢がよいのは、インナーマッスルである体幹や肩関節、股関節などの深部の筋肉が鍛えられているからです。

インナーマッスルとアウターマッスルについて

インナーマッスルは、体幹や手脚の深層部にある筋肉です。
一方、アウターマッスルは、体の表層部にある筋肉のことです。
インナーマッスルが鍛えられると、猫背や腰痛予防になるとともに、基礎代謝が上がるため、太りにくい体を維持することができます。

バレリーナがスリムなスタイルを維持できるのは、バレエ自体がインナーマッスルを強化する特性があるからとも言えます。
アウターマッスルは、お尻、腕、足などの筋肉で、鍛えなければ年齢とともに衰えやすい筋肉です。
バレエでは、インナーマッスルもアウターマッスルも鍛える必要がありますが、バレエでインナーマッスルを長年鍛えている人は、身体の老化が遅く、いつまでも若々しい人が多いようです。

バレエを長年やってきた人の骨密度は閉経後も高い!?

ダンス系にも、ジャズダンスや社交ダンス、フォークダンス、インド舞踊、フラダンスなど様々な種類がありますが、それぞれのダンス経験者の骨密度の測定結果では、バレエ経験者の骨密度が一番、高かったそうです。
他のダンスに比べて、跳躍やつま先立ちのパフォーマンスが多いからではないかと考えられます。

本格的にバレエをやるなら解剖学や栄養学にも詳しい指導者につこう!

フランスではバレエの指導をするにあたって国家資格が必要ですが、日本では民間の資格が幾つかありますが、資格がなくても経験があれば 、バレエを教えることができます。
しかし、多くの生徒を指導する立つ指導者には、バレエの技術はもちろんのこと、解剖学や栄養学、心理学も学んだ講師を選ぶことも大切です。

バレエ教室を選ぶ際には講師のプロフィールをよく見て、決めましょう。
コンクールの入賞歴なども大切ですが、バレエ講師養成スクールなどで、解剖学や栄養学、心理学、音楽や指導方法などを学んできた講師なら、各人の体や性格に合った方法で指導してくれることでしょう。
特に10代の生徒に、あまりに厳しく体重制限を求める指導者につくと、拒食症や過食症になる場合もあるようです。

まとめ

人の体は、訓練次第で変えることができます。
体型を少しずつ改善しながら、バレリーナへの階段を登っていくには、先を急がないことが大事です。

体のことを熟知した指導者の下で、基礎レッスンを根気よく受けることで、誰でも自然に太りにくくなり、スリムなバレエ体型になっていきます。

解剖学や栄養学の知識のある指導者によると、骨格的にバレエが無理と思われる人はほとんどいないそうです。
また、嬉しいことにバレエは年齢に関係なくチャレンジでき、インナーマッスルを鍛えることができます。

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