ダイエットに効果的だけど、腰に負担が・・
金魚運動ってデメリットあるんじゃないのかな?
使い方に問題があると、効果的な金魚運動もデメリットとして健康上にも問題が出てきます。
自分の体調や器具の使い方に気をつければ、金魚運動は体に効果的になります。
おなかや腰を左右に動かし揺するような動きで、体をほぐしたり、動かす部分の筋肉を鍛えたりする効果が期待されています。ダイエットに取り入れている方もいます。
金魚運動のデメリットについて解説しつつ、正しい使い方について紹介します。
金魚運動のデメリット
金魚運動の正しい使い方
金魚運動の効果
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金魚運動とは
金魚運動とは、平らな床の上に仰向けに寝て行うエクササイズです。以下のような手順で行います。
1. 床の上に仰向けで寝ます
2. 首の後ろで両手を組みます
3. 足首を床と直角になるように手前に起こし、アキレス腱を伸ばします
4. 魚が泳ぐイメージで、上から見て体が「く」の字になるようにうねらせます
自力でやろうとするとかなり筋力を使うエクササイズです。
やってみる場合はけがに注意して行ってください。
やり方がわからない方はYouTubeなどの動画を確認して練習するのもおすすめです。
検索して見るとさまざまな方がアップロードした金魚運動の動画を見ることができます。
金魚運動マシンとは
自力で行うことは少し難易度が高い金魚運動を簡単に行えるエクササイズ器具です。
使用すると簡単に金魚運動の動きが実現できます。通信販売でおおむね1万円前後で販売されています。
あおむけに寝ころんで足をのせてスイッチを入れるだけなので、操作は簡単。
運動が苦手な方でも寝ころんでいるだけで体を動かせます。運動不足を感じているけれど金魚運動をしてみたいという方は、こうしたマシンを取り入れる手もあります。
金魚運動に期待されるメリット
自力・マシンどちらの金魚運動でも以下のようなメリットが期待できます。
体の左右のゆがみを矯正する
金魚運動を補助する器具のサイトによると、金魚運動は背骨の左右の歪みを軽減し、全身の神経機能を整えられるとしています。
便秘解消
体を揺らす動きによって腸にも刺激が得られるため、便秘解消効果も期待できます。おなかにガスがたまったような感覚がある方も、くねくねとした動きですっきりできるかもしれません。
リラックス効果
金魚運動の動きはリラックス効果をもたらし、ストレスの緩和やリラックスした気分をもたらすとされています。音楽をかけながら楽しく運動するのもいいですね。
マシンを使えば寝る前のちょっとした運動にもなりそう。体を心地よくほぐしたらゆっくり眠れそうですね。
筋トレ効果
特にマシンを使わずに自力で金魚運動をしようとすると、体をくねらせる動きで筋トレ効果が期待できます。脇腹が特に鍛えられるでしょう。足を地面から少し浮かせるとハムストリングスなど太ももの筋肉も鍛えられます。
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金魚運動で注意すべきデメリット
金魚運動はエクササイズとして取り入れやすい一方、以下のようなデメリットもあります。主に無理な姿勢ややりすぎが原因となるけがが発生しますので、注意して行ってくださいね。
姿勢による負担
金魚運動は、背中を反らせて行うエクササイズであり、正しいフォームで行わないと、背中や首に過度な負担をかける可能性があります。特に、もともと背中が張っていたり痛みがあったりする方は過度に行わないでください。
過度の動きによるけがのリスク
金魚運動は個人に合った適切なフォーム・ペースで行う必要があります。特にマシンを用いる場合、自分の能力以上のペースや強度で運動してしまうことがあります。無理な金魚運動は体に過度なストレスをかけ、筋肉や関節に悪影響を及ぼすことも。無理はしないようにしてくださいね。
もともと痛みがある場所がさらに痛くなる
リラックス効果や体をほぐす効果を期待している方は、腰や背中など張りやコリがある場所をほぐすために金魚運動を取り入れるかもしれません。しかし、金魚運動は必ずしも体をほぐして痛みを和らげてくれるとは限りません。痛みがある場所には使用せず、まずは医師に相談してからチャレンジしましょう。
国民生活センターには、金魚運動マシンに関する相談も
国民生活センターによる資料「家庭用健康器具による危害等について」によると、健康器具を注意事項通りに使用しなかったことによるトラブルが相次いでいるといいます。
金魚運動マシンについても「自分は脊椎の病気で通院中であり、医者からストレッチ運動をしたほうがよいと言われていたので、注文した。また、テレビ放送で 30 分以内に申し込むと半額になると放送していたので、思わず買ってしまった。1回使用したら、腰が痛くなった。取扱説明書を見たら、“背骨に異常のある人は必ず医師と相談の上使用する”と書いてあった。」という例が記載されています。
注意事項を守らないことで健康を害する恐れがあることを知っておきましょう。
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金魚運動によるダイエットのポイント
金魚運動の注意事項を守りながらダイエットに活かしてみましょう!
金魚運動を利用してダイエットをしたい方には、以下のようなポイントを押さえて行うことをおすすめします。決して焦って無理をせず、じっくりリラックスして行える程度で取り入れましょう。
1. 運動頻度と時間の設定
まず、金魚運動を行う頻度を設定します。週に何回行うかを計画しましょう。週3回から週5回程度がよさそうです。痛みがある日は休んでください。
1回の金魚運動は、初めての場合、マシンを使うなら10分から15分から始め、徐々に時間を増やしましょう。
自力で足を浮かせて行う場合、かなり筋力を使いますので30秒~1分できれば十分です。
2. 適切な動き方と姿勢を理解する
金魚運動を行う際には、正しい動き方と姿勢が重要です。正しいやり方で行えば、効果的に筋肉を刺激し、ダイエット効果が得られるでしょう。また、体の過度な負担を防ぎ、けがのリスクを減らします。
一方、誤ったやり方や無理な姿勢ではけがの原因にも。ダイエットはコツコツ継続することが大切なので、けがをしないことはとても重要です。
3. 強度と速度の設定
金魚運動の強度や速度を調整します。最初はゆっくりと始め、徐々に強度や速度を上げていきます。自身の体力やフィットネスレベルに合わせて調整しましょう。無理は禁物ですよ。
4. 適切な食事・その他の運動と併用する
金魚運動でのダイエットを成功させるためには、適切な食事・金魚運動以外の運動も大事です。バランスの取れた食事を心がけ、その他の運動も併用しましょう。
金魚運動の歴史
金魚運動は、日本の伝統的な健康法として古くから知られています。
この運動は、水中での金魚の泳ぎの動きを模倣することから名前が付けられました。古くは、特定の病気や怪我のリハビリテーションとして利用されていたと言われています。
近年では、健康増進やダイエットのためのエクササイズとして注目を浴びるようになりました。
金魚運動マシンの種類
現在市場には、さまざまな金魚運動マシンが登場しています。主な種類としては、
- 基本型: シンプルで手軽に使える基本的なマシン。価格もリーズナブル。
- 高機能型: さまざまな機能や調節機能が付いた高級版。専門的なトレーニングにも対応。
- コンパクト型: 空間を取らない、収納しやすいデザインのもの。
各マシンには、それぞれの特徴や適した用途があるため、自分の目的に合わせて選ぶことが大切です。
使用する際の具体的なステップバイステップガイド
金魚運動を始める際は、以下のステップで行います。
- ウォーミングアップ: 軽いストレッチや歩行などで筋肉を温める。
- 適切な姿勢を取る: 背筋を伸ばし、肩をリラックスさせる。
- 金魚の動きをイメージ: 水中での金魚の滑らかな動きを意識しながら運動を行う。
- 適切な呼吸: 動きと同時に深呼吸を取り入れる。
ユーザーの体験談やレビュー
「金魚運動を始めてから、体のゆがみが気にならなくなった」という声や、「便秘が改善された」という体験談など、多くのユーザーからポジティブなフィードバックが寄せられています。
よくある質問 (FAQ) セクション
Q: 金魚運動は毎日行っても大丈夫ですか?
A: 基本的には毎日行っても問題ありませんが、身体の状態や運動量によっては休む日を設けることも推奨されます。
Q: 金魚運動マシンの選び方は?
A: 自分の目的や予算に合わせて、機能やサイズを選ぶことが大切です。
メンテナンスやアフターケア
金魚運動マシンは、定期的な清掃や点検が必要です。特に動きの部分は、摩擦で劣化することがあるため、定期的に潤滑油を塗布するなどのメンテナンスを行うと長持ちします。
金魚運動の効果的な組み合わせ
金魚運動は、他のエクササイズやリラクゼーション方法と組み合わせることで、さらなる効果を期待することができます。
特に、ピラティスやヨガとの組み合わせは、体の柔軟性を高め、筋肉のバランスを整える効果があります。
金魚運動の専門家やトレーナーの意見
多くのトレーナーや専門家は、金魚運動の効果や注意点について、専門的なアドバイスを行っています。例えば、「金魚運動は、腰痛や肩こりの改善に効果的」という意見や、「過度な運動は逆効果となることもあるので注意が必要」というアドバイスなどがあります。
適切な金魚運動で、楽しく運動不足解消&シェイプアップを
金魚運動は、特徴的な動きでリラックスしながら体をほぐし、適度に筋肉を使うこともできるエクササイズです。ただし、間違ったやり方や無理な頻度で行うとけがをする恐れがあります。
金魚運動を初めて行うときは基本的な動きをしっかり確認し、少ない回数からスタートしてみましょう。
ダイエットに取り入れたい方も、無理は禁物です。
適度な金魚運動に加え、食事やその他のエクササイズもバランスよく行いながら、楽しくシェイプアップしていきましょう。
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