社交ダンスを教室で習うのは安いのか??サークルでかかる費用と比較!

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社交ダンスを教室で習うのは安いのか??サークルでかかる費用と比較!





社交ダンスを始めてみたい!レッスンを受けてみたい!
 
とはいうものの、どこでレッスンを受けるのがいいのか、どれくらい費用がかかるのか?
 
まったくわからないのは、不安ですよね。
社交ダンスを習おうと思うときの参考にしていただければということで・・・
 
どこで習う?!教室orサークル
社交ダンスは独学ではマスターできません!
 
大前提のお話になりますが、社交ダンスを独学でマスターするというのは、まず、不可能だと思ってください。
 
この情報化社会、「社交ダンス」と検索すれば、ネットで動画も視聴できますし、DVDが付録されている参考書や雑誌もたくさんあります。
 
でも、まったくの初心者の方が、本や動画だけで踊れるようにはなりません。
 
社交ダンスを始めて10年ほどになる私ですが、いまだにDVDや動画だけでは、習っていないステップやステップを組み合わせたルーティンは、
理解することすらできません。
 
 
私の理解力が人様より劣っていることを差し引いたとしても、アマチュアでは、まず難しいと思います。ましてや、初心者であれば、言わずもがなですね。
 
社交ダンスは、体で表現するものです。
顔、かたちが違うように、一人ひとり、癖も違えば、得意なこと、苦手なことも違います。
 
そこは、直接、先生に見てもらって、教わるしかありません。
また、正しい理解も、先生にチェックしてもらってはじめて身につくということになります。
 
 




 
 

ダンス教室とダンスサークル

 
では、どこで、習うかとなると、大きくふたつから選択することになると思います。
 
そのひとつが「ダンス教室」です。
 
ダンススクール、ダンススタジオ、ダンス教授所などという名称がついているところが「ダンス教室」になります。
 
規模は、さまざまです。

  • 男性の先生、女性の先生(先生同士がカップルであることがほとんどです)が揃っておられる教室
  • 男性または女性の先生がお一人で教えておられるところ
  • ベテランの先生が立ち上げられて、若手の先生方と一緒に運営されているところ

 
などいろいろです。
 
ダンス教室でのレッスンは、先生と生徒がマンツーマンの「個人レッスン」と数名以上の生徒が一緒に習う「団体レッスン」があり、費用も内容も異なります。
 
 
そして、もうひとつ「ダンスサークル」で習うということもできます。
 
地域や企業などが「社交ダンスサークル」を作って、
運営母体となって、生徒というより会員を集め、
 
公民館や健康福祉センター、市民センターといったパブリックなスペースを借りて、
 
社交ダンスの先生に声をかけて教えに来てもらうというシステムになっています。
 
 
 

「ダンス教室」と「ダンスサークル」の根本的な違い

 
少し乱暴な言い方をすると、「習いに行く」のか「習ってあげに行く」のかということです。
 
わかりにくい表現かもしれませんが、
 
ダンス教室の場合は、あくまで、生徒は、主宰されている先生の技術に心服して「習いに行く」のです。
主体は、先生と生徒であって、ある意味、しっかりとした上下関係、師弟関係が成立します。
 
一方、ダンスサークルの場合、主体は、運営しているサークルです。
社交ダンスのレッスンといっても、地域や行政が主催するサークルであれば、住民サービスの一環ですし、企業であれば、福利厚生の一環です。
 
教えに来る先生も、ともすれば、会員さん(サークルのメンバー)の希望、要望に合わせることが最優先になります。
 
生徒(会員)さんは、「習ってあげに行く」という感覚です。
よく言えば、穏やかで楽しい雰囲気ですが、悪く言えば「なれ合い」が出やすいということもできます。
 
 
もちろん、サークルにも、教室にも、さまざまあります。
すべてのダンスサークルがなれ合っているとは言えませんし、反対にすべての教室がしっかりとした師弟関係が成立しているとも言い切れません。
概ね、そういう傾向であると考えて間違いはないと思います。
 
 
ちなみに、私は、10年間、同じダンス教室で、同じカップルの男女先生に教わっています。
レッスン場で両先生は、私をはじめ生徒のみんなに言われます。
 
 
「レッスン中は、私たちに『無条件降伏』しなさい」と。
パワハラのように思われるかもしれませんし、無茶なようですが、
逆に、先生方がそこまで言えるというのは、ご自分たちのレッスンに自信と誇りをお持ちであり、生徒の技術向上に懸命になってくださっている証でもあります。
 
つまり、「無条件降伏を要求する限りは、その責任は取りますよ」ということです。
ですから、生徒である私たちも、無駄な抵抗(笑)はせず、先生方の言葉と動きによる指導をしっかり受け止めようとしています。
 
 




 
 
これらを踏まえて、ダンス教室とダンスサークルをいくつかの点で比較してみます。
 

学ぶ内容

 
ダンス教室は、どこまでいっても「本格的」で「王道」ですから、基礎からしっかり学ぶことができます。
 
ホールド、ウォーク、フットワークといった地味だけど、大切な基礎を重視して、じっくりレッスンされます。
どんどんステップを習いたいという人には、地味でつまらないかもしれません。
正確で美しいダンスが身につきますが、その道のりは長いということです。
 
 
ダンスサークルは、教室のように、姿勢やウォークを細かく、厳しく注意されたり、うるさく言われたりするところは少ないといえます。
どんどん、ステップを教えてくれるところもありますから、基礎はともかく、いろんなダンスを楽しめるようになりたいという方には向いていると思います。
 
 
 

雰囲気

 
最初にも述べた通り、教室はどこまでいっても「修業」「鍛錬」ですから
本格的で厳しいという雰囲気になります。
 
ダンスサークルの場合は、わいわい、和やかに、みんなで楽しくという雰囲気です。同じ趣味を持つ人と出会えるわけですから、友だち、仲間づくりといった意味では、最適な場になります。
 
 
 

費用

 
ここが一番の関心どころだと思います。
「安い」ということでは、絶対的にダンスサークルの方が安いです。
 
ただ、社交ダンスのレッスン料に、厳格な規定があるわけではありませんので、
ダンス教室でも、1回のレッスン料金をダンスサークルと同じくらいに設定されているところもあります。
 
また、東京などの都市部と地方とでも、格差はあると思います。
 
ダンス教室の場合、個人レッスンになれば、「プロ試験合格」のためだったり、
競技会での上位入賞のためだったり、もっといえば、世界へ出ていくためだったりと、その目的に応じて、レッスン内容も変わりますし、かなりの高額になると思います。
 
そこまで、上級なレッスンでなくても、個人レッスンなら30分6000円〜1万円くらいが平均的な金額でしょう。
 
団体レッスンの場合は、これも教室によって変わりますが、概ね週1回であれば、5,000円〜1万円くらいが平均ではないでしょうか。
 
また団体レッスンの場合、時間設定も、30分のところもあれば、1時間というところもあります。
 
私が習っているところは、団体レッスンは、1時間単位です。
 
 
人数が多くなると、30分レッスンでは、参加している生徒全員に行き届いた指導ができないというのがその理由です。具体的な金額は、週1回、
1時間レッスンで月額6000円。1回あたりのレッスン料に換算すると1500円ですから、安い方だと思います。
 
 
ダンスサークルの場合は、これも、サークルのシステムによって異なりますが、
月2回で1500円(1回750円)というところや開催曜日、時間が決まっていて、
そこに参加するたびに1回500円払うというところもあるようです。
 
平均すれば、月4回で4000円〜5000円といったところではないかと思います。
 

まとめ

 

目的・着地点に応じて選ぼう!

 
「ダンス教室」で習うのか、「ダンス・サークル」で習うのか。
 
結論から言いますと、「自分は、どんな目的で社交ダンスを習うのか」
「どこへ着地したいのか」ということが、選択のポイントになると思います。
 
多少、厳しくても、時間がかかったとしても、基礎からきちんと本格的な社交ダンスを身につけたいと思うのであれば、「ダンス教室」をおすすめします。
 
大きなタイトル(全日本や世界レベルの選手権などでのチャンピオンやファイナリスト)をお持ちでなくても、ダンス教師として優秀な先生方は、大勢おられます。
 
 
 
ご自分が気になる教室があったら、大抵、「体験レッスン」をされていると思いますので、見学を兼ねて、まずは体験してみてください。
その時の先生と生徒の様子を、しっかりみていれば、その教室の雰囲気は、つかめると思います。
 
もちろん、人間同士のことですから、相性もありますが、「この先生に教わろう」と決めた限りは、「心服随従」「無条件降伏」した方が、上達は早いように思います。
 
 
 
一方、「楽しく踊りたい」「ほどほどに楽しみたい」「ダンスを通して友だちづくりや健康維持に役立てたい」という方は、
わざわざ、高くて厳しくて、長い時間のかかるダンス教室ではなく、「ダンスサークル」で学ばれる方が、
社交ダンスを嫌いにならずに済むと思います。
 
誤解をしないでいただきたいのは、「ダンスサークル」だから、正しい技術が身につかない、技術が向上しないということでは、決してありません。
ダンスサークルに教えに来られている先生に、わからないことは聞いていけば教えてくださいますし、その通り実践すれば、技術は向上します。
 
「ダンスサークル」でスタートして、「ダンス教室」に通うようになったという方も、その逆の方もいらっしゃいます。
 
 
社交ダンスのレッスンは、義務教育ではありません。
あくまでも、自分自身の財産になる趣味・特技の習得が目的です。
ご自分の志向にあった場所を選んで、長く楽しく社交ダンスを続けていきたいと思います。
 




 



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