1日中ゴロゴロして後悔・・
ゴロゴロしただけでも消費したのかなー
ゴロゴロした1日の消費カロリーってどれくらいあると思いますか?
特に予定のない休みの日は、家でゴロゴロと過ごすことが多いでしょうか?
ここで気になるのが、「1日ゴロゴロした日の消費カロリーはどれくらい?」といった疑問です。
今回の記事では1日ゴロゴロした日の消費カロリーがどれくらいなのか紹介します。
・1日の消費カロリーの求め方
・日常生活の消費カロリー
・ゴロゴロした日にリカバリーする方法
・ゴロゴロしたことによる悪影響
さらにゴロゴロしたことによる身体への悪影響やリカバリー方法なども紹介していきますね。
ぜひ参考にしてみてください!
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1日ゴロゴロした時の消費カロリーの求め方
1日の消費カロリーは基礎代謝量×身体活動量で求めることができます。
詳しく紹介していきますね。
基礎代謝量
基礎代謝量とは生命維持をするために必要なカロリー数のことです。
基礎代謝量は様々なデータをもとに、年齢ごとに基礎代謝基準値という値が設定されており、その基準値に体重を掛け算することで求めることができます。
例えば、30〜49歳の女性の場合、基礎代謝基準値は21.7。
体重が50㎏だとすると21.7×50で1085カロリーと基礎代謝量を求めることができます。
身体活動量
身体活動量は1日にどれくらい活動しているかによって変動する数値です。
身体活動量はレベル1~3まで3段階あり、それぞれ
レベル1→ほどんど座っておりほぼ動かない
レベル2→座位中心の仕事だが職場内を移動したり立ち作業、あるいは家事や軽いスポーツを行う
レベル3→移動や立位での仕事が多く、スポーツなどの運動習慣がある
と設定されており、それぞれの身体活動量の数値は
レベル1→1.5
レベル2→1.74
レベル3→2.03 となります。
1日ゴロゴロしたとしたとすると身体活動量はレベル1の1.5。
先程の30~40代で体重50kgの女性と想定して1日ゴロゴロした日の消費カロリーを求めると
1085カロリー×1.5=1627.5カロリーとなります。
世間的に「女性は1日2000カロリー摂りましょう」と言ったりすることもありますが1日
ゴロゴロしていると摂取カロリーが上回っているのがわかりますね。
1日ゴロゴロしていると消費するカロリー
私たちが何もしないで過ごしているときでも、体はエネルギーを消費しています。
しかし、1日中ゴロゴロと過ごしていると、どれくらいのカロリーを消費するのでしょうか?
30代女性の基礎代謝の平均値
約1,400〜1,800kcal/日
この数値は、特定の活動をせずに1日中安静に過ごす場合のエネルギー消費量を示しています。つまり、1日中ゴロゴロして過ごす場合の消費カロリーは、この範囲内になると考えられます。
ただし、これはあくまで一般的な平均値であり、実際の数値は個人の体質や生活習慣によって異なることがあります。
日常生活の動きと消費カロリー
私たちが日常生活で行うさまざまな動きや活動は、基礎代謝以上のカロリーを消費することが多いです。以下は、一般的な動きや活動ごとのカロリー消費量の例です。
- 階段を上る:
- 1階分の階段を上ることで約3〜5kcalを消費します。
- エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を利用することで、日常的にカロリー消費を増やすことができます。
- 買い物をする:
- 30分の買い物で約100kcalを消費します。
- 重たい荷物を持つことで、さらにカロリー消費が増えることがあります。
- 家事をする:
- 掃除や洗濯などの家事を1時間行うことで、約200〜300kcalを消費します。
- 家事の中でも、掃除機をかける、窓を拭くなどの動きが多い作業は、カロリー消費が多いとされています。
- 歩く:
- 一般的な歩き速度で30分歩くことで、約150kcalを消費します。
- 速足やジョギングをすることで、さらにカロリー消費を増やすことができます。
- 料理をする:
- 1時間の料理で約100kcalを消費します。
- 料理中に立ちっぱなしで動き回ることで、カロリー消費が増えることがあります。
これらの動きや活動を日常的に取り入れることで、基礎代謝以上のカロリーを消費し、健康的な生活をサポートすることができます。
日常生活の中での小さな動きも、積み重ねることで大きなカロリー消費につながりますので、意識的に活動的な生活を心がけましょう。
1日ゴロゴロした日をリカバリーする方法
1日中ゴロゴロした時のリカバリー方法について紹介していきますね。
簡単なトレーニングを行う
ゴロゴロした日は消費カロリーが少なくなっているので、少しでも消費カロリーを増やすことが重要です。
ジムに向かい、ランニングや軽めのウエイトトレーニングを行うだけでも効果があります。
もしジムに行くのが難しければ自宅でのトレーニングでも大丈夫です。
ジム・自宅のトレーニングでベンチプレスや腕立て伏せ、スクワットなどの種目を行いましょう。
これらの種目は大きな筋肉を使うので、その分消費カロリーが大きくなるためおすすめです。
食事を控えめにする
消費カロリーが少なくなるぶん、その日の摂取カロリーを少なくして余剰カロリーを抑えるのも1つの手です。
注意したいのが、ジュースやお菓子などの間食です。
お菓子1袋でも、300〜400カロリーあったりするので3食食べて間食も取るとあっという間に1日の消費カロリーを越してしまいます。
間食をした日は夜ご飯は少なめにしたり、白ご飯を食べないなど調整をしましょう。
運動や食事の工夫で消費カロリーを増やす方法
カロリー消費を増やすための方法は多岐にわたりますが、特に効果的なのは運動と食事の工夫です。
・運動
・食事の工夫
・生活習慣の見直し
以下に、それぞれの方法を詳しく紹介します。
- 運動でのカロリー消費を増やす:
- 有酸素運動: ジョギング、サイクリング、水泳などの有酸素運動は、持続的に行うことで大量のカロリーを消費します。例えば、1時間のジョギングで約500〜700kcalを消費することができます。
- 筋トレ: 筋肉を鍛えることで基礎代謝が上がり、日常生活でのカロリー消費が増えます。また、筋トレ後の筋肉の修復にもエネルギーが必要となります。
- HIIT (高強度インターバルトレーニング): 短時間の高強度の運動と休憩を繰り返すトレーニング方法。短時間で大量のカロリーを消費し、運動後もカロリー消費が続く効果があります。
- 食事の工夫でカロリー消費を助ける:
- タンパク質を多く摂取: タンパク質は消化・吸収にエネルギーを多く使うため、カロリー消費を助けます。また、筋肉の修復・成長をサポートします。
- 食物繊維を多く含む食品を摂取: 野菜や全粒穀物などの食物繊維は、消化に時間がかかるため、満腹感を持続させる効果があります。
- 辛い食品を摂取: 辛い食品は一時的に代謝を上げる効果があります。唐辛子に含まれるカプサイシンには、脂肪燃焼を助ける効果もあります。
- 生活習慣の見直し:
- 食事の間隔を空ける: 間食を控えることで、食事の間隔を空けることができます。これにより、体が脂肪をエネルギーとして使用しやすくなります。
- 十分な睡眠をとる: 睡眠不足はホルモンのバランスを崩し、食欲が増加する原因となります。十分な睡眠をとることで、適切なカロリー消費をサポートします。
日常生活の中でこれらの方法を取り入れることで、効果的にカロリー消費を増やし、健康的な生活をサポートすることができます。
ゴロゴロすることによる身体への悪影響について
ここからは、1日ゴロゴロすることによる身体への悪影響について紹介していきます。
・体重の増加
・身体機能の低下
・副交感神経優位に
体重が増える
1日中、ダラダラ・ゴロゴロと身体を動かさないで過ごすことで活動量が低下してしまいます。
その結果、前述したように身体活動量が低下し消費カロリーも減少。
摂取カロリーと消費カロリーの差が大きくなれば、そのぶん体内に脂肪として蓄積されるため体重が増えてしまいます。
身体機能が低下して動きづらくなる
長時間座りっぱなしだったり、横になっているといざ動き始めようとすると身体が重たく感じた経験がある方も多いと思います。
長時間、動かないと足腰の筋力が弱ってしまいます。
身体が重たいからと言って動かないでいるとさらに筋力が低下し、活動量が減り、悪循環になってしまいます。
1日のどこかで少しだけでも身体を動かすことが重要です。
副交感神経が優位な状態が続き、翌日に響く
また、「1日中ゴロゴロした次の日の仕事に集中できない」という方も多いのではないでしょうか?
集中できない理由は副交感神経と関係しています。
1日中ゴロゴロしていると緊張感がなくリラックスした状態となり、副交感神経が優位な状態になります。
あまりにも副交感神経の優位な状態が続きすぎると、出勤した時にいきなり交感神経にスイッチが入るため疲れてしまい、徐々に集中力がなくなっていきます。
もし休み明け仕事に集中できない場合は、前日のゴロゴロしている時間が長すぎるのかもしれません。
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まとめ
以上、1日ゴロゴロした時の消費カロリー、ゴロゴロすることによる身体への悪影響やリカバリー方法について紹介していきました。
これで仮に1日ゴロゴロしたとしても、いろいろ対策法が見つかったのではないでしょうか?
今回の記事を参考にしてお休みの日を過ごしてみてくださいね。
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