社交ダンス人口は世界一!日本は衰退なんかしてはいけない!
2014年の日本の社交ダンス人口は約160万人と言われました。
世界50か国で踊られているといわれています。
160万人という社交ダンス人口は世界一!
発祥の地、イギリスでは減少が続く中の日本での社交ダンス人口の160万人。
東洋大学の調査では、2006年に205万人いたのではと推測結果が出ています。
2006年からは減少傾向で、160万人〜190万人あたりでしょうか。
それでもまだ日本は世界一ですね。
理由
ここまで人口が多いのは、
シニア世代が定年後の趣味として行うだけでなく、
幅広い年代で楽しむ人が増えたからではないでしょうか。
幼稚園児から小、中、高校生、大学生から30〜40代でも踊られるようになりました。
ジュニア世代と言われる小中校生の人口の伸び方はすごいです。
全体的に若い世代の人口が増えたように感じます。
これは映画やテレビのバラエティ番組の影響もあります。
「shll we dance?」から始まり、「ウリナリ」
「金スマ」の社交ダンス企画。
キンタローの出現。
など。
テレビ埼玉では、「ボールルームスターズ」が放映中。
さらに、
「ボールルームへようこそ」「背すじにピンっと」などの漫画も連載されています。
「ボールルームへのようこそ」の単行本は累計100万部を超える大ヒット作品となっています。
CMや映画のワンシーンで社交ダンスのダンス風景が使われたり(白夜行、BOSSのCNなど)
しています。
大きいのはネットの普及!
若い人を筆頭に、ネットを活用する人が増えました。
動画は「YOUTUBE」
SNSでは、Facebook.Mixi.LINE,インスタグラムなど。
ネットでの情報交換、交流が増えたりした影響もある。
様々な媒体での露出がダンス人口を支えているのかと考えられます。
最近の傾向
教室も全国で3000を超えているのではと言われています。
正確な数は、定かではないですが。
以前であれば、教えてもらうところは、教室でした。
それが、今ではサークル、公民館でも充実した練習が行えます。
教室も、増え続けています。
習いに行く、踊りに行く選択肢は多くなりました。
20代限定、30代限定のヤングサークルも盛んです。
出会いや交流を求め若い層で社交ダンスを始めてみようと思う人が増えてきているようです。
教室であれば、60分で7000円から1万を超えることもあり、敷居が高かったですが、サークルなどの台頭で普及が進んでいる。
日本では、人口減少が進むといわれています。そして、高齢化社会です。
それに伴い、趣味だけでなく、社交ダンスの市場規模も縮小していく可能性はあります。
この世界一の社交ダンス人口というのも守り切れるかも怪しい。
今では、中国のダンサーたちが増えてきています。
日本のダンサー、プロの先生たちは個人個人は、優秀な人が多い。
ただ、一つにまとまるとなかなか、難しい。
プロ団体が5つ以上に分裂してしまいました。
これでは、普及も進みません。
ここは、一つにまとまり、社交ダンス人口を増やしていこう!